コラム

2025年05月01日
子どもの矯正にインビザラインを選ぶべき3つの理由

子どもの矯正といえばワイヤー矯正が一般的でしたが、近年、小児矯正の選択肢として注目されているのが、インビザライン・ファースト(Invisalign First)というマウスピース型矯正治療です。

インビザラインといえば、透明で目立ちにくい大人のマウスピース矯正として広く知られてきましたが、実は子ども向けのインビザライン(インビザライン・ファースト)が存在します。成長期の子どもに合わせた設計で、見た目や快適さはもちろん、子どもの成長に合わせた機能性も兼ね備えた矯正治療法です。

ここでは、小児矯正にインビザラインを選ぶべき3つの理由を中心に、その特徴やメリット、注意点について詳しくご紹介します。

、目立ちにくく、学校生活でも安心できる矯正装置

インビザライン・ファーストは、透明なマウスピースを使用する矯正治療で、ワイヤーやブラケットなどの金属装置を使用しません。そのため、装着していても見た目が自然で、周囲に気づかれにくいことが特徴です。
特に、小学生〜中学生の時期は見た目に敏感なお子さまも多く、目立たない矯正装置を希望される患者さまにとって、インビザライン・ファーストがおすすめできる理由の一つです。

(※ただし、装置の見た目の感じ方には個人差があります。)

2、取り外しができ、生活を大きく変えずに治療ができる

インビザライン・ファーストは自分で取り外しができるマウスピース型矯正装置です。そのため、普段とほぼ変わらない生活を送りながら、矯正治療を行うことができるのが大きなメリットです。

アライナー(インビザライン矯正で使用するマウスピース装置のこと)を外すことで、いつも通りの食事を楽しむことができます。また、歯磨きなどのケアも通常通りできるため、口腔内の清掃がしやすく、むし歯や歯肉炎のリスクを抑えやすいというこれらの利点は、矯正治療におけるストレスをできるだけ減らすことにもつながります。

3、痛みやトラブルが少ない

従来のワイヤー矯正では、装置の調整後に痛みを感じたり、口の内側に装置が当たって傷ができるなどのトラブルがありましたが、インビザライン・ファーストは、金属を使わないプラスチック素材で作られており、痛みや口内炎のリスクが比較的少ないとされています。また、毎回新しいアライナーに交換しながら少しずつ歯を動かす仕組みのため、急激な力がかかりにくく、歯を動かすときの痛みが少ないのも特徴です。
さらに、部活動や習い事などにおいて、運動中にぶつかって口腔内を傷つける等のトラブルや、吹奏楽など楽器を演奏するときも装置が当たって演奏しにくいといったトラブルも軽減できます。

※痛みや不快感の感じ方は個人差があり、すべての方に当てはまるわけではありません。